31年1月26日

今年は暖冬でもう雪は降らないのかなと思っていたら今日の雪

ドカ雪にはなりませんでしたが　流石大寒　とっても寒い一日でした

さて言葉の力と言うテーマで先日よりお伝えしていますが

前回は少し暗めの話でしたので　今回は明るめの話で（笑）

5，6年前になりますが　非常に交通の便が悪い過疎地で仕事を

していた時の出来事です

その場所は最寄りの駅へ行くのに車で40分～50分はかかるであろう山あいの地域でした

私はその日のうちにどうしても振込まなければならない事案がありまして

金融機関などないであろうその地でどうしたものかと思案にくれていました

ダメ元で携帯を使用し調べたところ郵便局があったのでした

ラッキーとばかりに昼休みに郵便局に飛び込み振込を済ませ

安堵で胸をなでおろしていました

そして　カウンター越しの職員に対し

「どうしても今日中に振り込まなくてはならない相手がおりまして困っていました、郵便局は

あらゆるところにあり本当にありがたい　助かります」　

と言ったところ　奥の席からこの地にはそぐわないような　美しい年配の女性が出てきて

「そのような言葉をかけていただき　お礼を言いたいのは私共でございます

感謝の言葉ありがたく　これからの職務の励みになります」と受付の職員ともに平身低頭

な対応をされたのでした　聞けばその美しいご婦人　局長だそうです

こちらにしてみれば何気なく言った言葉でそこまで腰の低い対応、恐縮しきりです

局長、職員のお二人は本当にうれしそうに見えました

私は社交辞令などではなく安堵感からか　心の底からでた言葉でした

上っ面の言葉では上っ面の対応しか返ってこず

心からの言葉は人の心を響かせこちらの心までも響かせてくれる

そう感じさせてくれる出来事でした

局長がきれいかったから？　いやいやそんな事は（笑）

生きた言葉で皆様に対応したい

それが「さんき」のモットーです

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